派遣社員が感じる“差別” 「入館証の色が正社員と違う。遠目にもわかるので差別の対象になってしまう」 | キャリコネニュース
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派遣社員が感じる“差別” 「入館証の色が正社員と違う。遠目にもわかるので差別の対象になってしまう」

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正社員との理不尽な待遇差に不満を抱える派遣社員は少なくない。投稿を寄せたのは栃木県の30代男性。職場での不公平感をこう語る。

「仕事が同じでも派遣元の正社員のほうが給料が高い」
「正社員への教育を派遣社員が行う」
「時短正社員の産休で派遣があてがわれるが、給料は上がらない」

同じ業務をこなし、時には教育まで担当しながら、待遇面では明確な差をつけられる。これでは労働意欲も削がれてしまう。(文:湊真智人)

飲み会では「補助なしの人数割り単価」を払わされる

しかも「派遣社員が休むと、同じ仕事をしている派遣社員に負担がいく。正社員がフォローすることはない」というから、職場のチームワークも何もあったものではないだろう。

また大阪府の60代女性も派遣社員ならではの不満を投稿した。先の男性同様、正社員との明確な差を感じているようだ。

「入館証(IDカード)の色が正社員と異なるので、遠目にも派遣または客先常駐である事がハッキリと分かり、差別の対象となってしまう事がある」

どんな差別をされたかは明かしていないが、「色分け」されるだけで不要な精神的負担を強いられているようだ。また「文房具は自己負担」など、正社員との区別は細部にまで及んでいる。

更には飲み会の際も派遣ゆえの金銭負担があるらしく、次のように書いている。

「飲み会の費用は福利厚生費の対象外であり、なおかつ上長によっては経費を一切つけてもらえない為、毎回『補助なしの人数割り単価』を払わされる」

会社の規定によるものだろうが、支払い額に差があっては正社員との親睦どころではないだろう。待遇の向上を求めて転職を考えるのも一つの方法だ。

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